老舗の百貨店『サマリテーヌ』が再オープン – ERINA DIVISION

Europe Journal

パリ・ロンドン在住スタッフや各ブランドのバイヤーが、ヨーロッパのトレンドやバイイングの様子などの日常をご紹介いたします。

2021.11.11

老舗の百貨店『サマリテーヌ』が再オープン

1870年創業のサマリテーヌが安全面から閉鎖し、16年の歳月を経て今年の夏休み前に再オープンしました。
私がフランスに来た時点で既に閉鎖されていたので、今回始めての訪問です。お店が連なるパリの中心地にあるので、前を通る度に今か今かと待ちわびていました。
修復と同時に8万㎡あった売場は2万㎡に縮小され、その分、託児所・公営住宅・オフィスが造られたそうです。
そしてセーヌ川に面した建物は高級ホテルになっています。
 
 
このガラス張りの建物は、なんと日本の建築事務所が手がけたもの。
景観にそぐわないといったん工事が中止されたりもしたそうですが実際に見てみると波のような曲線を描くファサッドにパリらしい建築物が映ってとてもきれいでした。
 
その他のファサッドはこのような感じです。
 
 
 
 
 
気になるウィンドウディスプレイはポップな感じ。
 
 
 
 
 
 
 
お次は店内の様子。
 
 
 
 
 
 
リヴォリ館の店内は、世界的に有名な村上隆さんやコムデギャルソンのコーナーがあったり、ストリート、ポップでカジュアルな雰囲気。
 
素敵な建物の中で、ゆったりと軽食できる場所があるのもいいです。
 
 
 
 
地下3400平米のコスメティックフロアは欧州最大規模でスパも併設されているそうです。
オーガニックコスメの品揃えも豊富で、大変見ごたえがあります。
 
 
 
高級なブランドが連なるセーヌ川沿いの館内にはボンマルシェのようなシックな雰囲気が漂います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボンマルシェや数々の高級ブランドを率いるLVMHがオーナーなので、色々なところの良いとこどりといったところでしょうか。
 
最上階のガラス天井から入る明るい日差しのもと、美しい装飾をゆっくり鑑賞しながらランチをしてきました。
 
 
こちらの写真は連れの方が撮ったもので、私なんかよりとても上手に撮影されております。。。見た目どおり、とてもおいしかったです。
 
新しいファッションスポット。もう既にパリに馴染んでいる感じです。
いつか館内のホテルのアフタヌーンティー、訪れてみたいです^^