パリ百貨店のクリスマスディスプレイ – ERINA DIVISION

Europe Journal

パリ・ロンドン在住スタッフや各ブランドのバイヤーが、ヨーロッパのトレンドやバイイングの様子などの日常をご紹介いたします。

2024.12.05

パリ百貨店のクリスマスディスプレイ

12月に入り、皆すっかりクリスマス気分。
街中でクリスマスソングを聞くと、わくわくした気持ちになります♪

 

今回は毎年恒例、百貨店のウィンドーディスプレイをご紹介したいと思います。

 

こちらは、創業130年を迎えるギャラリーラファイエット。
クリスマスのテーマは「LE 130e NOËL(130回目のクリスマス)」
リサイクル素材を使った未来的なディスプレイは、スイス人デザイナー、ケヴィン・ジャーマニエによるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは店内のクリスマスツリーです。

 

20000個以上のライトで飾られ、去年同様、30分おきに1分30秒の光と音のショーが行われます^^

 

今回興味深いと思ったのは、130年の歴史が振り返れる階段の踊り場での展示です!皆さん通常エスカレーターを利用するので、見る方は少ないと思いますが(;^_^A

 

こちらは1958年(昭和33年)のカタログ。

日本だと東京タワーが完成した年です。
当時人気絶頂だったブリジッド・バルドーのスタイルを彷彿させ、今見てもおしゃれ♪ エレガンス、バカンスと書いてありますが、当時からフランスのバカンス文化は健在なようです。

 

次は1933年(昭和8年)のカタログ。
ミニマリストでおしゃれな広告です。

 

こちらは1929年(昭和4年)のカタログ。
ウッディ・アレン監督の“ミッドナイト・イン・パリ”の世界観です。
オードリー・ヘップバーンさんやアンネ・フランクさんが誕生した年でもあります。

 

最後はこちら、1927年(昭和2年)のカタログ。
日本では国内初の地下鉄が開通した年です。

 

130年間いつも大賑わいのヨーロッパのランドマーク的百貨店、ギャラリーラファイエット。これからも輝き続けてほしいと思いました♡