今年はイギリスで過ごすことに決めた夏休みももうすぐ終わり…イギリスの夏といえば、イングリッシュガーデン!と思いついて、夏が終わる前に、庭園を愛する人々の憧れの地「シシングハースト・キャッスル・ガーデン」を訪問しました。
この庭園は、作家で詩人のヴィタ・サックヴィル・ウエストと外交官の夫ハロルド・ニコルソンが住んでいたマナー・ハウスで、彼らが作り上げた庭は、ため息が出るほど美しく、インスピレーションをいっぱいもらってきました。
シシングハースト・キャッスル・ガーデンは、「イギリスの庭」と呼ばれるケント州にあります。ヴィタは、この塔を見た時に一目惚れして、購入することを決めたそう。
入口を入った途端に華やかなガーデンが迎えてくれる。
さほど大きくない敷地の中に、さまざまなキャラクターの庭があり、さまざまな角度から全く違った庭に見えるのも特徴的。数時間過ごしても、まだまだ見足りない気分になる。
ハロルドとヴィータが過ごしたサウス・コテージ。30分ほどのガイド付きツアーに参加できる。写真撮影は禁止で、中をお見せできないのが残念。
ヴィタの書斎があった塔の中は、彼女のインテリアテイストを見ることができる。カラーで統一した食器コレクション棚が可愛い。また塔の屋上からは、田舎の風景を360度見渡すことができる。
やっぱり夏は、イングリッシュ・ガーデン巡りに最適な季節。ガーデナーの聖地へ是非!
https://www.nationaltrust.org.uk/visit/kent/sissinghurst-castle-garden